弊社は靴業界のリーディングカンパニーとして商品単位での温室効果ガス排出量を可視化し、継続的な削減に取り組んでまいります。この取り組みを行うことでステークホルダー並びにお客様へ気候変動に関わる情報をご提供いたします。
ビジネスシューズの製造・販売を通じ、地球の未来を見据え、次の世代に新たな価値を残します。
CFP(カーボンフットプリント)とは
カーボンフットプリントとは、Carbon Footprint of Productsの頭文字で「CFP」と表され、商品の原材料調達から生産、流通・販売、使用、廃棄・リサイクルに至るまでの各段階で排出される温室効果ガスの量をCO2に換算したものです。
CFP(カーボンフットプリント)取り組み紹介動画
算定ルール
ISO14067:2018ならびに経済産業省・環境省「カーボンフットプリント ガイドライン」を参照して作成した自社の算定ルールを使用。客観性については環境省令和5年度「製品・サービスのカーボンフットプリントに係るモデル事業」への参加におけるボストン コンサルティング グループの算定支援により一定程度担保されていると判断。
収集するデータは出来る限り一次データを取得し、取得できない、取得が困難である場合は二次データの使用やシナリオを設定しました。
また、個別データの収集が困難である場合は、全体の実測値を数量配分しました。
排出係数は算定対象が日本国外であっても以下のデータベースから二次データを取得しました。
- ・国立研究開発法人産業技術総合研究所 安全科学研究部門 IDEA Ver.3.1
- ・環境省「サプライチェーンを通じた組織の温室効果ガス排出等の算定のための排出原単位データベース」Ver.3.3
そのため、算定製品の特徴が反映されてない可能性があり、算定結果は参考数値となります。
カットオフ基準はモノの場合は部素材の総重量の5%未満、工程の場合はCFPの5%未満であると合理的に推察できる範囲をカットオフの対象としました。
結果と今後の取り組み
算定の結果、原材料調達段階の排出量が最も大きく、次いで生産段階の排出量が多いということがわかりました。
今後は、排出量の多い原材料の切り替えや工場での再生可能エネルギーの使用など、排出量削減に向けた努力を続けてまいります。
カーボンフットプリントについても、より詳細なデータの取得や、CFP算定商品の拡充を目指します。
ハイドロテック ウルトラライト
人に、地球に優しいビジネスシューズの実現へ
ハイドロテックの生産工場では、環境問題に加え、健全な労働環境づくりにも積極的に取り組んでいます。継続的に第三者機関での監査を実施することにより、現地で働く人々の人権、労働時間や賃金、作業環境にも配慮。人、地球すべてにおいてやさしい製品づくりを目指します。
ハイドロテック ウルトラライト「6つのバリュー」
ハイドロテック ウルトラライトは、徹底的に軽さを追求したビジネスシューズです。
ランニングシューズに代表される「ストローベル製法」の採用や、独自開発したフレックスソールにより軽量化と高屈曲性を実現。また、日本人の足にフィットする幅広4Eラストの採用など「6つのバリュー」を搭載。
インソールとライニングの一部にリサイクル素材を使用するなど、履き心地と環境に配慮した軽量ビジネスシューズです。